お腹いっぱい食べたいけれどカロリーも気になる…そんなときは、低カロリーなのに満腹になるおかずを作ってみませんか?今回は、ダイエット中でもしっかり食べたいときにおすすめな、豆腐やお肉を使ったヘルシーなレシピをピックアップしました。ボリューム満点の主菜に加えて副菜レシピもご紹介するので、ぜひ献立作りに役立ててくださいね。
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- 目次
- 豆腐メインの低カロリー主菜レシピ
- 甘辛豆腐ステーキ
- 豆腐と長芋のチーズ焼き
- 夜食にあっさり塩マーボー豆腐
- ふんわり柔らかい 豆腐ハンバーグ
- はんぺんのツナチーズ焼き
- お肉メインの低カロリー主菜レシピ
- 鶏ささみと彩り野菜の甘酢あん
豆腐メインの低カロリー主菜レシピ
まずは、低カロリーレシピに大活躍な豆腐を使ったメインおかずレシピをご紹介します。しっかりと味をつければ、満足できる一品に仕上がりますよ。ぜひ豆腐アレンジをお楽しみくださいね。
甘辛豆腐ステーキ
甘辛い味つけがおいしい、豆腐ステーキはいかがでしょうか。豆腐に片栗粉をまぶしてから焼くことで調味料がよく絡み、しっかりと味がつきます。豆腐を電子レンジで水切りすることで噛みごたえが出て、まるでお肉を食べているかのような満足感のある一品です。ぜひ、作ってみてくださいね。
豆腐と長芋のチーズ焼き
とろりとした食感の、豆腐と長芋のチーズ焼きを作ってみましょう。すりおろした長芋と豆腐に、チーズと卵の旨味がよく合います。素材の旨味がたっぷりなので、味つけはめんつゆのみで簡単に決まりますよ。豆腐のなめらかな食感をより楽しみたい場合は、木綿豆腐の水切りはせず、軽く水気を拭き取る程度でもおいしくいただけます。
夜食にあっさり塩マーボー豆腐
やさしい味わいの、塩マーボー豆腐をご紹介します。絹ごし豆腐をたっぷり使い、食べ応え抜群!マーボー豆腐には通常は豚ひき肉を使うことが多いのですが、今回は鶏ひき肉を使い、やさしい味わいに仕上げました。塩味で仕上げてあっさりと食べられるので、小腹が空いたときの夜食にもおすすめ。できたての熱々は体も温まるので、ぜひお試しくださいね。
ふんわり柔らかい 豆腐ハンバーグ
豆腐を使った和風ハンバーグはいかがでしょうか。ひき肉と木綿豆腐でタネを作ることで、ふわふわな食感を楽しめますよ。少ない材料でパパッと作れるので、忙しくても手作りしたいときに活躍するレシピです。ポン酢をかけてさっぱりといただきましょう!
はんぺんのツナチーズ焼き
豆腐と同じく低カロリーレシピに大活躍する、はんぺんを使ったレシピをご紹介します。ふわふわ食感がたまらない、はんぺんのツナチーズ焼きです。ケチャップとマヨネーズで作ったオーロラソースとツナは相性抜群!ソースととろけたチーズがはんぺんに絡み、口いっぱいに旨味が広がりますよ。包丁を使わずとても簡単にお作りいただけます。熱々のおいしさを、ぜひお楽しみくださいね。
お肉メインの低カロリー主菜レシピ
続いて、お肉メインのボリューム満点な低カロリー主菜レシピをご紹介します。ピリ辛に味つけた炒め物は、箸が止まらないおいしさですよ。鶏ささみや鶏むね肉は低カロリーなのでダイエット中にぴったり!ぜひ活用してみてくださいね。
鶏ささみと彩り野菜の甘酢あん
低カロリーな鶏ささみを使った甘酢あんはいかがでしょうか。パプリカの彩りが鮮やかで、食卓に映える一品ですよ。甘酢あんのさっぱりとした味わいがクセになるおいしさ!おうちにある食材を加えてアレンジも楽しめますよ。
鶏むね肉とキャベツのピリ辛炒め
ダイエット中の定番食材、鶏むね肉を使った炒め物レシピです。鶏むね肉とキャベツを、豆板醤やコチュジャンで旨辛に仕上げました。キャベツのシャキシャキ食感とジューシーな鶏むね肉が相性抜群!ぜひお試しくださいね。
ナスと豚しゃぶのピリ辛ソースがけ
ラー油が効いたソースが食欲をそそる、ナスと豚しゃぶのピリ辛ソースがけはいかがでしょうか。しんなりと柔らかくなったナスと、旨味たっぷりの豚ロースがやみつきになるおいしさですよ。さっぱり食べれてボリューム満点なおかずが欲しいときにぴったりの一品です。
えのきと牛肉の旨辛コチュジャン炒め
低カロリーかつ安価で手に入るえのきたけを使った、えのきと牛肉の旨辛コチュジャン炒めをご紹介します。ニンニクの風味とコチュジャン辛味がクセになる一品です。歯応えのよいえのきたけで満腹感が得られますよ。ぜひ作ってみてくださいね!
野菜メインの低カロリー主菜レシピ
続いて、野菜メインの低カロリー主菜レシピをご紹介します。もやしやレタスを使った、ヘルシーなおかずをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね!
キムチでスタミナもやし炒め
旨辛味でお箸が進む、鶏むね肉ともやしのキムチ炒めをご紹介します。ニンニクの香りとオイスターソースの旨味で、ごはんのおかずにもお酒のおつまみにもぴったりですよ。シャキシャキのもやしと鶏むね肉は食べごたえ抜群!ぜひ作ってみてくださいね。
まるごとペロリと食べられる!レタスのロールおひたし
レタスを丸ごと1個使ったロールおひたしはいかがでしょうか。風味豊かな黒ごまをレタスで巻き、ごま油とめんつゆで味つけた簡単レシピです。レタスと黒ごまだけのヘルシーなおかずなので、罪悪感なくペロリと食べられますよ。パパッと作れるので、ぜひお試しくださいね。
献立作りに活躍する低カロリー副菜レシピ
最後に、あと一品欲しいときに重宝する低カロリーな副菜レシピをご紹介します。メインのおかずと組み合わせて、ヘルシーな献立作りに役立ててみてくださいね。
大根のツナあんかけ
柔らかくなった大根とツナの旨味がよく合う、大根のツナあんかけをご紹介します。最後に糸唐辛子をトッピングすれば、華やかに仕上がりますよ。とろける大根の食感をお楽しみくださいね。
ツナ缶で簡単 やみつき無限ピーマン
ツナの旨味に箸が止まらない、やみつき無限ピーマンはいかがでしょうか。シャキシャキと歯応えの良いピーマンがクセになる一品です。少ない材料で簡単に作れるので、時間がないときにおすすめですよ。
あっという間に完成 キャベツとツナのさっぱりサラダ
続いてもツナの旨味を活かした、キャベツとツナのさっぱりサラダをご紹介します。調理時間はたったの3分!焼きのりを加え、和風だしと塩こしょうでシンプルに味つけました。副菜としても、小腹が空いたときの一品にもぴったり!手軽に作れるので、ぜひお試しくださいね。
ダイエット中も低カロリーおかずで満腹に!
今回は、低カロリーなのに満腹になるおかずレシピをご紹介しました。鶏むね肉や豆腐などの淡白な食材も、ニンニクでアクセントをつけたりツナやチーズなど旨味たっぷりなものと合わせることで満足感がアップします。お腹いっぱい食べられるメニューを、ぜひお試しくださいね。
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簡単ダイエット!日々の生活で実践できる7つの工夫
2023年4月21日
「ダイエットを始めたいけど、実際どんなことから始めればいいんだろう?」
「自分でも続けられる簡単なダイエットはないかなあ……」
というように、ダイエットをしたいと思っていても具体的にどんなことをすればいいのか分からないとお悩みは多いのではないでしょうか。
ダイエットというとまず食事制限が思い浮かぶかもしれませんが、無理なダイエットは禁物です。
ダイエットは体に負担をかけず、気軽に続けられる方法で行いましょう。
この記事では、日々の暮らしに今すぐ取り入れられる簡単で健康的なダイエット法をご紹介します。
生活習慣病などの対策特集ページ
健康なからだをつくるには栄養バランスのとれた食事が欠かせません。食事の栄養素はバランスよく摂取することで効果的に働きます。栄養バランスのとりかたと、それぞれの栄養素の働きを確認してみましょう。
バランスのとれた食事
栄養バランスのとれた食事とは、ごはんなど穀類の「主食」を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のメーンのおかず「主菜」、たっぷりの野菜、きのこ、海藻などの「副菜」、そして「汁物」を組み合わせた和定食が理想的です。
そして、一日の必要摂取量を意識して、カロリーをとりすぎない工夫をすれば、ほぼ完璧です。
バランスを揃えるポイント
理想のバランスに揃える簡単なコツとして、まず、食卓に3色の食材を揃えるようにしてみましょう。
3色とは、
・ごはん、パン、麺類などの主食となる、糖質中心の「黄」
・肉、魚、卵、大豆などメーンのおかずとなる、たんぱく質中心の「赤」
・野菜、きのこ、海藻などの副菜となる「緑」
とまずは簡単に覚えましょう。
3つのグループの役割
「黄」のグループ
黄色グループの米飯、パンなどの穀物類に多く含まれる糖質は、いわゆる「炭水化物」です。
炭水化物は、からだに吸収され血中で糖となります。この糖は、すぐにエネルギーになりやすく、からだや脳を動かす即効性の高いエネルギー源として使われます。
しかし、エネルギーとして使われずに余ると、インスリンというホルモンによって脂肪に換えられ、体内に蓄えられてしまいます。食事をしてすぐにパワーを出すために大切なエネルギー源ですが、余分な糖質は脂肪のもとになるので摂り過ぎは禁物です。
カロリーの摂りすぎを防ぐには、まずは黄色グループの主食の量と調理法で調整するのが簡単です。
「赤」のグループ
赤色グループの魚、肉、卵、乳製品、豆類には「たんぱく質」が豊富に含まれています。このたんぱく質は消化吸収されると「アミノ酸」に分解されますが、いろいろな種類があり、それによって分解されてできるアミノ酸の種類や生理作用も異なります。
アミノ酸は、筋肉をはじめ、内臓、髪、爪などの成分で、ホルモンや酵素、免疫細胞も作ってくれる優れものです。身体細胞の基本成分であり、遺伝子情報のDNAもアミノ酸から作られています。
アミノ酸は大きく分けて2種類あり、体内で他の成分から合成できるアミノ酸と、体内では作ることができないため、どうしても食べることで摂取しなくてはならない特別なアミノ酸「必須アミノ酸」があります。
このため、さまざまな種類のアミノ酸を含むたんぱく質をしっかり摂らないと、免疫機能が低下して病気にかかりやすくなったり、生理不順などホルモンのバランスが崩れたり、筋肉が衰え、髪や爪に潤いがなくなったり、いろいろな不調を引き起こします。
「緑」のグループ
ダイエットしたい人にとって大事なポイントなるのは緑のグループ。
このグループの食材は、ビタミン・ミネラルが豊富でカロリーが低いものが多いので、このグループを積極的にたくさん食べて満腹感を出すように利用すると、満足感もありカロリーの摂り過ぎが防げます。
三大栄養素の一つ、「脂質」について
このほか三大栄養素のひとつとして「脂質」があります。脂質は、肉の脂身や揚げ物、バターなどのわかりやすい「あぶら」だけでなく、青魚、乳製品、ナッツやアボカドなどにも含まれています。脂質には、エネルギー効率のよい貯蔵源としての役割だけでなく、細胞膜や臓器、そして神経などの構成成分となったりビタミンの運搬を助けたりするなどの重要な役割があります。
さらに、最近の研究ではさまざまなホルモンを分泌したり調整する機能があることもわかってきています。美しい肌や髪のためにも、ある程度の脂質が必要です。
とくに青魚やくるみ、アマニ油、シソ油などに含まれる「オメガ3」や、オリーブオイルなどの脂肪酸には知っておきたい効果があります。それは、コレステロール低下や血圧の改善にも役立っています。脂質の摂りすぎには注意したいものですが、「あぶら」ということですべてを敵視せず、魚や木の実などの質のよい脂質は上手に組み合わせて積極的に摂るようにしましょう。
- 本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。内容は予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
そもそも健康的な食事とは
健康的な食事とは、栄養バランスが良く、腹八分目を心がけた食事のことです。一日に必要な栄養素とエネルギーを補うために、一日3食取り入れることが重要とされており、できるだけ決まった時間に食べるよう推奨されています。
食事で大切なのは、カロリー(摂取エネルギー)と消費エネルギーのバランスです。
たとえば、食事のカロリーが消費エネルギーを上回ると肥満に、カロリーが消費エネルギーよりも低くなると栄養不足により体重が減少してしまいます。健康面で問題がないと食事をつい疎かにしてしまいがちです。しかし、いまは問題がなくても5年後、10年後に不調となって現れるかもしれません。そのため、規則正しい食事を意識することが大切なのです。
健康的な食事例をご紹介
主食、主菜、副菜、汁物で構成されている和食は、理想的な栄養バランスと言われています。
和食を基調とした食事を思い浮かべてみてください。主食である白米や雑穀米、主菜である豚肉の生姜焼きと添え物のサラダ、副菜となる酢の物や煮浸し、定番の汁物である豆腐とわかめの味噌汁など、すぐに想像できるのではないでしょうか。
主食である炭水化物(糖質)は活動エネルギーの源です。主菜にはタンパク質を含むお肉やお魚などの体を構成する材料となる食材が使われます。
また、副菜や汁物には野菜や海藻が使われていることが多く、ビタミンやミネラル、食物繊維など、体の調子を整える栄養素が豊富に含まれています。さらに、汁物は水分補給の役割も担っているのです。
わたしたちが昔からあたりまえのように食べてきた和食は、日本人にとって理想的な食事と言えるでしょう。
なお、農林水産省による「食事バランスガイド」には、主食や主菜、副菜などについて詳しく記載されています。何を、どれだけ食べれば良いのかを考える上で参考になるので、ぜひ目を通してみてください。
食生活改善の効果とは
健康的な食事を続けると他にどのような効果が期待できるのでしょうか。
以下では、健康的な食事で期待できる効果についてご紹介します。
腸内環境が整う
栄養バランスを考えた食生活は、腸内環境の正常化をもたらします。
腸には、善玉菌と悪玉菌、日和見菌という3種類の腸内細菌(腸内フローラ)が存在しています。これら3つの菌がバランス良く存在することで腸内環境は正常に保たれ、健康な体や健やかな肌を維持できるのです。
しかし悪玉菌が増え、善玉菌が減ってしまうと、腸内環境が悪化し肌に悪影響を及ぼします。
健康的な食事を意識し、善玉菌のエサとなる栄養素やビタミンやミネラルなどをバランス良く摂取することで、腸内環境を整える効果が期待できるでしょう。
自律神経の乱れを防ぐ
自律神経が乱れると、心身がリラックスできない、疲れがとれない、寝つきが悪くなるなどの影響が出てしまいます。自律神経の乱れは、健康や美容に悪影響を及ぼすので、日々の食事の栄養バランスを意識し、体の内側から調子を整えることが大切です。
集中力が高まる
決まった時間に食事を摂ると、体内時計がきちんと働き、仕事や勉強に集中できます。
一日は24時間ですが、体内時計は24時間よりも少し長くなっているのです。そのため、生活リズムが崩れ体内時計が乱れると、体調を崩しやすくなり集中力が低下します。
体内時計をリセットするには、朝日を浴びたり朝食を食べたりすることが必要です。また、栄養バランスの良い食事を決まった時間に食べると、体内時計を整えることにつながります。
日中に眠気を感じる方は、食生活と生活リズムを見直しましょう。
健康を維持できる
健康的な食生活は、体の健康維持に役立ちます。
食事に使用される肉や魚、野菜、果物には、たくさんの栄養素が含まれています。食材に含まれる栄養素の力を借りて、私たち人間は健やかさを得ているのです。
仮に、毎日糖分や脂質の多い食事を続けると、体はたちまち調子を崩してしまうでしょう。消化の際、胃や腸には負担をかけてしまい、腸内細菌のバランスが乱れて腸内環境も悪くなってしまうかもしれません。
きれいな素肌が保てる
栄養バランスのしっかりした食事が、肌本来の美しさを保つためには大切です。
毎日のように揚げ物やファストフードといった脂質の多い食事をしていると、皮脂が過剰分泌されることがあります。皮脂の過剰分泌は毛穴の開きや黒ずみ、肌荒れなど、あらゆる肌トラブルの原因となるのです。
肌本来の美しさは、肌表面だけでなく、体の内側からも磨かれるものです。素肌に自信がない方、肌の健康を護りたい方は、まず食事の内容を見直してみてください。
1.ダイエットは続かなければ意味がない!
「なるべく早く効果を出したい!」
ダイエットをしている方の多くはこのような思いを抱えていることでしょう。
食事制限をしたり、ジムに通ったりして短期的に体重を落とすことは不可能ではないかもしれません。
しかし、ダイエットは減量後の体重を維持できて初めて「成功した」 といえるのです。
極端に食事を減らしたり急激に過度の運動を行ったりダイエットでは、一時的に体重が落ちたとしてもすぐに反動で太ってしまう可能性があります。
また極端な食事制限によるダイエットはリバウンドだけでなく栄養不良状態になり体調が崩れるリスクも存在しています。
そのため、ダイエットは「無理なく続けられる方法」で取り組むことが重要です。
辛い思いをしていくら頑張っても、減量後の体重を維持できなければせっかくの努力も意味がなくなってしまいますよね。
ダイエット期間中はもちろんですが、体重が減った後も毎日体重計に乗り、きちんと減量後の状態を維持できているか確認することが肝心です。
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2.無理なダイエットは体に悪い!3つのリスクに注意
ダイエットはやり方を間違えると健康を損ねるリスクがあります。
ダイエットについて調べてみると、さまざまな情報や体験談が飛び交っていて何を信じていいのか分からなくなってしまいますよね。
誤った情報や独断に基づいたダイエットで後悔することがないように、ここではダイエットで起こりうる3つのリスクについて分かりやすく説明していきます。
【無理なダイエットをしたときの3つのリスク】
- 極端な食事制限をすると栄養不良になりうる
- ダイエットの反動で太りやすくなってしまうリスクも
- 「痩せなきゃ」という強迫観念は摂食障害につながる
リスク1 極端な食事制限をすると栄養不良になりうる
ダイエットの方法としてよく挙げられるのが「食事制限」です。
過度な糖質制限をしたり、食事そのものの回数を減らしたりなど、さまざまな手法がありますが、極端な食事制限を行うと栄養不良に陥って健康にさまざまな害を及ぼす可能性があります。
例えば体のエネルギー源となる炭水化物の不足は、集中力の減退や疲労感の原因となります。
また体をつくるたんぱく質が不足すると、体力や免疫力が低下 してしまいます。
鉄分の欠乏やそれに伴った貧血が起きた場合には、「だるい」「疲れやすい」といった症状 が現れます。
食物繊維不足による便秘、カルシウムやビタミンD不足による骨粗鬆症も避けたい事態ですよね。
栄養不足が慢性化すると低血圧や不整脈などの深刻な事態を招き、女性の場合は無月経の原因となることも考えられます。
「運動は苦手だから、食事を減らして楽に痩せよう!」
と考える方もいるでしょう。
しかし、極端な食事制限のやり方など、誤った方法でダイエットを始めるとあなたの体に悪影響が出てしまうかもしれません。
必要な栄養をきちんと取らないと、体に負担がかかってしまいます。
ダイエットを始める際は極端に量を減らすのではなく、主食・主菜・副菜のそろった食事メニューにするよう心掛けましょう。
普段口にしているお菓子類やアルコールなどを見直すのも効果的です。
リスク2 ダイエットの反動で太りやすくなってしまう可能性も
厳しい食事制限などで、短期的な減量に成功するケースも確かにあるでしょう。
しかし、無理なダイエットで一時的に体重が減ったとしても、その反動で体重が戻ってしまうリスクがあります。
いわゆる「リバウンド」と呼ばれる現象ですね。
リバウンドの恐ろしさは、痩せるために頑張った努力が無駄になってしまうというだけではありません。
急激な減量とリバウンドを繰り返していると、太りやすい体質になってしまう可能性があります。
痩せるためにダイエットを始めたのに、かえって太りやすくなってしまう事態は絶対に避けたいですよね。
痩せやすい体質を作る継続的なダイエットを行うことが重要です。
リスク3 「痩せなきゃ」という強迫観念は摂食障害につながる
「今の自分の見た目が好きじゃないから、自分はとにかく痩せなきゃいけない……!」
というように、思いつめてしまっている方もいるのではないでしょうか。
「痩せなければいけない」「どうしても痩せたい」という強迫観念にとらわれ続けていると、摂食障害になってしまう危険性もあります。
摂食障害は精神的な障害で、心と体両方に対する治療が必要となります。
理想の体型になるため努力するのは必ずしも悪いことではありませんが、無理なダイエットで病気にかかってしまっては元も子もありませんよね。
日本肥満学会では「BMI」と呼ばれる体格指数を用いて、以下のように体型を分類しています。
肥満の指標は国によって異なるもののBMIは肥満度を表す指標として国際的に用いられており、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]という計算式で算出します。
【BMIによる体格の判定】
BMI(体重/身長×身長) | 体型の判定 |
---|---|
18.5未満 | 低体重(やせ) |
18.5~25未満 | 普通体重 |
25~30未満 | 肥満(1度) |
30~35未満 | 肥満(2度) |
35~40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
もっとも病気にかかりにくい理想体重はBMIが22程度である といわれていますが、BMIが25未満であれば食事の量などを無理に変える必要はないでしょう。
「ダイエットは自分の健康のためにするものだ」という意識を持ち、体に負担をかけるような無茶はしないようにしましょう。
3.日々の暮らしで実践できる!簡単ダイエット術
「じゃあ、実際にどんな方法でダイエットを始めたらいいの?」
というのが気になるところですよね。
こちらでは、日常生活のなかで「ストレスなく」「誰でも続けられる」ダイエットの方法をお伝えします。
実は体重を1kg減らすためには7,000kcalの消費が必要だといわれています。
単純に計算すると、例えば1日の摂取カロリーより消費カロリーが350kcal多くなれば20日で7,000kcalを消費して1kg減らすことができます。
「1kg減らすだけでそんなに時間がかかるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、体に負担をかける短期集中型の極端なダイエットは禁物です。
断食ダイエットなどの極端な食事制限をして摂取カロリーが基礎代謝を大きく下回ると、栄養が不足したり、摂食障害になったりするリスクがあるからです。
基礎代謝は体を動かすのに必要なカロリーのため、ダイエット中であっても最低限これ以上のカロリーは食事で摂取する必要があるといえます。
日々の暮らしの中にちょっとした工夫を取り入れて、無理なく健康的に続けられるダイエットを行いましょう。
それでは日々の暮らしで実践できるダイエットの工夫を紹介していきますね。
3-1.食事における工夫
食事の回数を減らしたり炭水化物を抜いたりといった極端な食事制限をしなくても、日々の食事の摂り方を見直すだけでダイエットはできます。
今日から始められる簡単な4つの工夫をご紹介しますね。
【ダイエット中の食事における工夫】
- 食事はよく噛んで食べる
- 食事に野菜を増やし、最初に野菜を食べる
- 空腹時は無理せず間食をとる
- 夜21時以降はできるだけ何も食べない
工夫1 食事はよく噛んで食べる
「よく噛むと少ない食事量でもおなかがいっぱいになる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
食べ物を咀嚼すると口内の刺激が脳に伝わり、「神経ヒスタミン」という物質が分泌されます。
この神経ヒスタミンが満腹中枢を興奮させ「もうおなかがいっぱいだ」と感じさせてくれるため、よく噛むことで食べ過ぎを防ぐことができるのです。
また、よく噛んで食べることで食後の代謝がよくなることも分かっています。
よく噛んで食べるというちょっとした努力がダイエットにつながるなら、次の食事から始めない手はありませんね。
工夫2 食事に野菜を増やし、最初に野菜を食べる
食事に野菜を増やし、野菜から食べ始めることも重要なポイントです。
野菜に含まれている食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれるはたらきがあります。
「血糖値とダイエットって何か関係があるの?」
と疑問に思った方もいるかもしれませんが、食後の血糖値の上がり方は体脂肪に大きく関わっています。
体が食べものを消化してそのなかに含まれていた糖を吸収すると血糖値が上昇し、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる作用をするとともに、エネルギーとして使い切れなかった糖を脂肪に変えるはたらきを促進します。
つまり、血糖値が急激に上がりインスリンが大量に分泌されると脂肪が増えやすくなってしまう可能性があるのです。
おなかが空いているときにご飯やパン、お菓子など糖質が主体のものをいきなり食べ始めてしまうと、血糖値が突然上がり、インスリンも過剰分泌されてしまいます。
また、多量に分泌されたインスリンが血糖値を急降下させるなどして血糖値の急激な変化を招くと、食欲が増えてしまうともいわれています。
しかし、食べる順番を変えるだけでこのような事態を避けることができるのです。
食事に野菜を取り入れ、まずは野菜から食べるように心掛けましょう。
工夫3 空腹時は無理せず間食をとる
「せっかくダイエットを始めたんだし、間食は絶対我慢しなきゃ!」
と意気込んでいる方もいるかもしれません。
しかし、おなかが空いているのに無理に我慢して、かえって食事量が増えてしまっては元も子もありません。
体重を少しでも落としたいダイエット中であっても、空腹時は無理せず間食をとるようにしましょう。
絶対に食べてはいけないと思い詰めるより、気持ち的にも少し楽になるのではないでしょうか。
ただし、一般的に1日に取るべき間食の目安は200kcal程度だといわれていますが、ダイエット中はカロリーや栄養素を意識して食べるものを選ぶように注意しましょう。
例えば、果物は比較的低いカロリーで食物繊維やビタミンを補うことができるため、ダイエット中にもおすすめです。
また、低カロリーでたくさん噛むことができるガムもダイエット中の間食に適しているといえるでしょう。
一方、クッキーやチョコレートなどの一般的なお菓子は比較的カロリーが高くなっています。
しかし、ダイエット中だからといってお菓子を必ず我慢しなければならないわけではありません。
食べる回数を減らしたり、食べる量を少量に押さえたりするなどの工夫をすれば問題ないでしょう。
工夫4 夜21時以降はできるだけ何も食べない
夜21時以降の食事はできる限り控えましょう。
食事の時間が遅くなればなるほど、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなってしまうのです。
夜間になると人の体内に「BMAL1(ビーマルワン)」という物質が増加します。
BMAL1には脂肪の分解を抑え体に蓄えようとするはたらきがあるため、夜間に食事をとると太りやすくなってしまうといわれています。
BMAL1の分泌量は太陽が出ている時間と関係しており、日中の分泌量は少ないのに対して、夜間になると分泌量が増えてきます。
特に夜22時~2時の間は多くのBMAL1が分泌されます。
夕食はなるべく早く済ませ、余裕をもって夜21時以降は何も食べないようにしましょう。
「でも、仕事の都合で夕食がどうしても遅い時間になっちゃうんだけど……」
という方は、間食を摂り、夕食の量をなるべく減らすのがおすすめです。
間食を我慢して夕食をたくさん食べてしまうより、早い時間に間食をとって遅い時間の食事量を減らした方が、ダイエットには効果が期待できるでしょう。
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3-2.運動を増やす工夫
「体重は減らしたいけど、なるべく体は動かしたくないなあ……」
できるだけ楽にダイエットをしたいというのが多くの方の本音ではないでしょうか?
体重を減らしていくためには「消費したカロリー」が「摂取したカロリー」を上回らなければならないのは事実です。
しかし、年齢や性別にもよりますが、人は基礎代謝だけでも1,000~1,500kcal程度を消費しています 。
基礎代謝として消費するカロリーに加えて、少しでも多くのカロリーを消費するため、手軽に運動を増やす工夫についてご紹介していきます。
また、消費カロリーの計算方法も分かりやすくご説明しましょう。
【ダイエット中の運動における工夫】
- 1駅分歩いてみる
- なるべく階段を使う
- こまめに家の掃除をする
工夫1 1駅分歩いてみる
電車を使って通勤・通学している方なら、1駅手前で降りて最寄り駅まで歩いてみることをおすすめします。
ジョギングをしたり、ジムでトレーニングしたりするのは難しくても、ウォーキングなら日常生活のなかで簡単に取り入れられますよね。
実は、歩くだけでもきちんとカロリーを消費することができます。
消費カロリーは
「運動量(メッツ×時間)×体重×1.05」
という式で簡単に求めることができます。
メッツとは、安静時の何倍のカロリーを消費するか示した指標です。
じっとしているときが1メッツだとすると、歩行は3.5メッツ程度だと厚生労働省が示しています。
例えば、最寄り駅まで30分歩いたときの消費カロリーを体重別に計算してみると以下のようになります。
【体重別・30分歩いたときの消費カロリー】
体重 | 計算式 | 消費カロリー |
---|---|---|
50kg | 3.5×0.5時間×50kg×1.05 | 92kcal |
60kg | 3.5×0.5時間×60kg×1.05 | 110kcal |
70kg | 3.5×0.5時間×70kg×1.05 | 129kcal |
80kg | 3.5×0.5時間×80kg×1.05 | 147kcal |
90kg | 3.5×0.5時間×90kg×1.05 | 165kcal |
1駅分歩くのに慣れてきたら2駅分歩いてみたり、歩幅を広げ歩く速度を上げてみたりすると、さらに消費カロリー量は増えるでしょう。
日常生活のなかに「歩く」という習慣ができれば体重も落としやすくなるはずです。
工夫2 なるべく階段を使う
急いでいるときはついエスカレーターやエレベーターに頼ってしまいがちですが、無理のない範囲で階段を使うのもダイエットには効果があるといえるでしょう。
厚生労働省の示した基準では、階段を上るのは4.0メッツ、階段を下りるのは3.5メッツとされています。
つまり、日々の暮らしのなかでエスカレーターやエレベーターを使う回数を減らすだけで、消費カロリーを増やすことができるのです。
例えば、15分階段を上り、15分階段を下ったときの消費カロリーを体重別に見てみましょう。
【体重別・30分階段を上り下りしたときの消費カロリー】
体重 | 計算式 | 消費カロリー |
---|---|---|
50kg | (4.0×0.25時間×50kg×1.05)+(3.5×0.25時間×50kg×1.05) | 98kcal |
60kg | (4.0×0.25時間×60kg×1.05)+(3.5×0.25時間×60kg×1.05) | 118kcal |
70kg | (4.0×0.25時間×70kg×1.05)+(3.5×0.25時間×70kg×1.05) | 138kcal |
80kg | (4.0×0.25時間×80kg×1.05)+(3.5×0.25時間×80kg×1.05) | 158kcal |
90kg | (4.0×0.25時間×90kg×1.05)+(3.5×0.25時間×90kg×1.05) | 177kcal |
実は同じ時間歩くよりも、同じ時間階段の上り下りをした方が消費カロリーは多いのです。
マンションやアパートに住んでいる方は途中まででも階段を使ってみたり、そうでない方でも日常生活のちょっとした場面で階段を選んだりする習慣ができるといいですね。
無理のない範囲で階段を使うようになれば、効率的に体重を減らすことができるかもしれません。
工夫3 こまめに家の掃除をする
「家の掃除がダイエットになるの?」
と疑問に思った方もいるでしょう。
実は、家の掃除は3.3~3.5メッツ程度の運動量があると言われています。
例えば、掃除機がけを15分した後、風呂掃除を15分したときの消費カロリーは以下の表のとおりです。
【体重別・15分掃除機がけ(3.3メッツ)、15分風呂掃除(3.5メッツ)をしたときの消費カロリー】
体重 | 計算式 | 消費カロリー |
---|---|---|
50kg | (3.3×0.25時間×50kg×1.05)+(3.5×0.25時間×50kg×1.05) | 89kcal |
60kg | (3.3×0.25時間×60kg×1.05)+(3.5×0.25時間×60kg×1.05) | 107kcal |
70kg | (3.3×0.25時間×70kg×1.05)+(3.5×0.25時間×70kg×1.05) | 125kcal |
80kg | (3.3×0.25時間×80kg×1.05)+(3.5×0.25時間×80kg×1.05) | 143kcal |
90kg | (3.3×0.25時間×90kg×1.05)+(3.5×0.25時間×90kg×1.05) | 161kcal |
なんと、30分家の掃除をするだけで、30分歩くのとほぼ同程度のカロリーを消費することができるのです。
休日などで外に出る用事がない日でも、頑張って家の掃除をすれば運動になります。
週に1回30分~1時間程度、家の掃除をする習慣を作るといいでしょう。
家もきれいになり、ダイエットにも効果があるとなれば一石二鳥ですよね。
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4.暮らしで実践できるダイエット まとめ
「継続は力なり」といいますが、まさにダイエットも続いてこそ意味があるものです。
短い間に極端な食事制限をしたり、突然運動量を増やしたりして体重が減ったとしても、その後すぐにリバウンドしてしまっては努力も水の泡となってしまいます。
また、無理なダイエットには健康を損ねてしまうリスクもあります。
ダイエットというとどうしても「辛いもの」「我慢するもの」というイメージがあるかもしれませんが、ストレスなく続けることがもっとも重要な成功の秘訣といえるでしょう。
この記事では日々の暮らしに簡単に取り入れることができるダイエットの工夫を7つ紹介しました。
いずれも、理想の体型に近づくための健康的な方法といえるでしょう。
日頃の生活習慣を見直して、まずはできるところからダイエットを始めてみてくださいね。